2000年以上続くツバメの巣を未来へ残す使命
気候変動、環境汚染や生態系の変化、海面上昇、燃料資源の枯渇、食糧や水源の減少など、わたしたちが暮らす今の地球ではさまざまな問題が起こっています。
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とまらない環境破壊 ボルネオ島は世界屈指の動植物のメッカです。しかし実際は、ここでも環境破壊が進み、マレーシアを代表するオラウータンなども絶命危惧種に指定されています。もちろん、ツバメたちも保護対象となっています。
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至宝の食材、その裏側 マレーシア国サバ州野生生物局は「燕の巣にケミカルを混ぜて偽物を作ったり、見栄えを良くする為に脱色剤を使ったり、拝金主義者たちの行為はとどまるところを知らない。これでは素晴らしい燕が可哀想だ。いくら取り締まっても後を経たない」と語ります。
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ツバメを守る男たち ツバメの巣の乱獲を防ぐ為に採取場には警察や警備員が24時間体制で厳重に見張っています。マレーシア政府に許可を得た人のみが立ち入りを許されます。その立ち入りも年に3回。ツバメたちが子育てを終えてヒナが巣立ったら許可が下ります。美巣の代表を務める稲冨幹也はこの許可を日本人で唯一得ています。美巣はツバメの巣の歴史上、初めての「ツバメの巣」ブランドです。100%天然を証明できることは、ツバメたちの生態系を守っている証であり、誇りでもあります。
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保全活動に寄付 マレーシア国サバ州野生生物局の役員RASHID SABURI氏は「天然の燕の巣の良さをどうか世界に広げて欲しい。この歴史と伝統と文化を守る手助けをして欲しい」と切に願っていました。私たちも同じ想いです。美巣は売り上げの一部をジャングルの自然や生態系の保全活動に寄付し続けています。さらに、2014年にはその活動が評価され、感謝状と天然の証明書を政府から頂いています。
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マレーシアの国父マハティール氏 美巣は採取から販売まで一貫して行い、世界中の誰もが安心できるツバメの巣ブランドです。こうした当社の取り組みを2013年の夏、日本に来日していたマレーシアのマハティール首相に手紙をお渡ししたところ、独占面会の機会を作っていただきました。マハティール首相には弊社の想いに共感していただき、美巣の活動に対して全面的な支持をいただきました。これからも『本物』だけを世の中に送り出す、それが私たちの使命です。