美巣 京都祇園 — BI-SU Kyoto Gion
美巣 祇園
夜、灯りに照らされた美巣 京都祇園の奥の坪庭

BI-SU GION

序

アナツバメが巣をかけるのは、
光の届かない、洞窟の奥深く。

静かな暗がりのなか、
一羽が一本の糸を吐き、
幾夜もかけて、白い巣を編み上げます。

祇園のこの町家も、
その巣が生まれる場所に想いを重ね、つくりました。

暖簾をくぐると、少し暗い。
目が慣れるまで、しばしお待ちください。

その先に、
BI-SUの原点があります。

暗がりで、
巣は編まれる。

巣のこと

一羽が、幾夜もかけて

アナツバメは、自ら紡ぐ一本の糸だけで、
幾夜もかけて、ひとつの巣を編み上げます。

何も足さず、何も混ぜず。
ただ、その身から生まれた糸だけで。

白く、透きとおるようなその巣は、
古くから「白い宝石」と呼ばれてきました。

BI-SUが届けるのは、
この天然のアナツバメの巣です。

100%天然のアナツバメの巣だけを
マレーシア人の手の届かない、神秘の洞窟の奥から
千年時を超えて重宝されてきた「白い宝石」
成り立ち

巣が生まれる場所を、 そのまま店にしました。

祇園の町家に、
ただ美しい店をつくるのではなく。

私たちがつくりたかったのは、
BI-SUの原点に触れるための場所でした。

アナツバメが巣をかける、
光の届かない洞窟の奥。

暖簾をくぐると、ほの暗く、
土壁は洞窟のようにゆるやかに湾曲し、
その奥に、一筋の光が差し込みます。

巣が生まれる場所と、同じ暗がりを。
祇園の町家に、静かに映しました。

焼杉の黒い壁に下がる生成りの暖簾

目印は、燕と「美巣」の文字だけ

一 表

看板はなく、暖簾が一枚

花見小路から、一本裏へ。
軒先に看板はありません。
焼杉の黒い壁に、生成りの暖簾が一枚。
燕と「美巣」の小さな文字だけが、目印です。

祇園の町並みに静かに溶け込み、
知らなければ、そのまま通り過ぎてしまうほど。

暖簾を見つけたら、
その奥へお入りください。

花見小路の一本裏、日暮れ
花見小路の一本裏、日暮れ
通り土間から見える美しい中庭
通り土間から見える美しい中庭
ゆるやかに湾曲した土壁と一筋の光

湾曲した土壁に落ちる、一筋の光

二 土壁

土の壁に、光が一筋

京都の土を、左官の手で塗り重ねました。
角をつくらず、
洞窟の奥へ続くように、ゆるやかに湾曲する壁。

開口から差し込む一筋の光が、
土の粒をひとつずつ照らし、
時とともに、その表情を変えていきます。

光があるから、暗がりが深くなる。
その陰影もまた、この店の景色です。

洞窟をイメージした、湾曲する土壁
洞窟をイメージした、湾曲する土壁
吹き抜けの天井から、一滴
吹き抜けの天井から、一滴
暗がりに切り込まれた階段

階段を見上げる

三 階段

奥へ、それから上へ

暗がりの奥に、
二階へと続く階段があります。

見上げると、土壁に穿たれたアーチ。
その先から、わずかな光が落ちてきます。

一段ずつ上るたび、
暗がりを抜け、光のある方へ。
その先に、二階があります。

一階の床から見たアーチ
一階の床から見たアーチ
洞窟を見上げる、大きな吹き抜け
洞窟を見上げる、大きな吹き抜け
焼杉の扉に彫り込まれた二羽の燕

焼杉の壁に彫られた燕

四 燕

よく見ると、燕がいる

焼杉の壁に、ひっそりと。
手水鉢のほとりにも、一羽。
店のあちこちに、燕が潜んでいます。

目立つようには、つくっていません。
歩みをゆるめ、よく見てみると、
一羽、また一羽と姿を現します。

何羽に出会えるかは、
訪れた人だけのお楽しみです。

巣を模した手水鉢
巣を模した手水鉢
化粧箱にも、金の燕が一羽
化粧箱にも、金の燕が一羽
家のこと

一階で選び、二階で味わう

間口 8.97m、奥行 4.97m。京都の町家らしい、細長い「うなぎの寝床」です。 一階は物販と坪庭、二階が喫茶と Bar。奥へ進むほど、上へあがるほど、明るくなります。
図面の寸法から起こしたもの。通り側から見た図です。

昼の売り場。モルタルの陳列台に並ぶ商品
一階 ― 物販

手に取って、選ぶ

一階では、BI-SUのスキンケアからインナーケアまで、
ひとつずつ、手に取りながらお選びいただけます。

肌に触れる感触を確かめ、
香りを感じ、燕の巣を味わう。
ここでは、急いで選ぶ必要はありません。

一段上がった床に、
コンクリートの陳列台を大胆に据えました。
空間はほの暗く、
灯りが当たるのは、商品だけ。

庭を眺めながら、
ゆっくりと、ご自身のためのひとつをお選びください。

いちばん奥の坪庭へ続く通路
いちばん奥の坪庭へ
一階 ― 品揃え

ツバメの巣を、心ゆくまで

モルタルの陳列台に並ぶスキンケア商品

スキンケア

筒に入ったスティック状のインナーケア商品

インナーケア

化粧箱に納められた店舗限定商品

店舗限定

通りの窓に沿う、長い木のカウンター
二階 ― 喫茶と Bar

腰を下ろして、味わう

階段を上がった先には、
窓に沿って、長い檜の一枚板のカウンターが続きます。
ここは、燕の巣を味わうための場所。

昼は喫茶として、燕の巣を使った甘味や飲みものを。
夜はBarとして、灯りを落とした静かな空間で、一日の余韻をお楽しみいただけます。

一階で手に取り、選んだその先に。
二階では、腰を下ろして、味わう。
BI-SUを、五感で知る時間です。

ゆっくり腰を下ろせる、テーブル席
ゆっくり腰を下ろせる、テーブル席
二階 ― 昼と夜

昼は甘味、夜は一杯

昼は、庭を望みながら、季節の甘味とお茶を。
日が落ちれば灯りを落とし、静かにグラスを傾けるBarへ。

昼と夜で姿を変えながら、ここでお出しするものの中心にあるのは、どちらも天然のアナツバメの巣です。

まず、二階で味わう。そして一階で、手に取って選ぶ。
味わった記憶を、そのまま持ち帰っていただく。
それが、この家の楽しみ方です。

祇園 菓撰 極 -Kiwami- の盛り合わせ
祇園 菓撰 極 -Kiwami-
灯りの入った奥の坪庭

日が落ちたあとの坪庭

庭

この家で、ここだけが明るい

暗がりを奥へ進むと、
ふいに、光の満ちる場所に出ます。

町家の真ん中に残した、小さな坪庭。
紅葉や苔、飛石。季節の緑が、静かに光を受けています。

昼は、ここから家の奥へ光が差し込み、
日が落ちると、庭に小さな灯りがともる。

暗がりのなかにあるからこそ、
この庭の光は、ひときわ明るく見えます。

四季折々の表情を見せてくれます
四季折々の表情を見せてくれます
腰を下ろせる縁側
腰を下ろせる縁側
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京都市東山区祇園町南側 570-118
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